『カメラを止めるな!』感想 〜もがいた先にある映画のマジック【ネタバレ】映画『カメラを止めるな!』は、上田慎一郎監督によるインディーズ映画です。結論から言うとこの作品、エンタメ作品としても、物語としても、そしてなにより「映画」としても巧みとしか言いようがない作品になっています。とにかくエンターテイメントとして面白く、そしてその面白さは普遍的な物語を伝え、「映画のマジック=人生における希望」を信じさせてくれるのです。鑑賞時の驚き、面白さ、気づき、発見、ライブ感……といったものがそのまま作品の本質に関わってくるので、数ある映画作品の中でも特にネタバレ厳禁な作品となっています。本記事では『カメラを止めるな!』という作品の「巧みさ」について考えていきますが、必ず作品をご鑑賞なさってからお読みください。〈あらすじ...02Aug20182018年映画